FG Premium Report 5月1日(CY2023)号(GWのFOMCを前に考える)
FOMCを前に金利離れ? まずは総論 先週の株式市場は日米両市場共に所謂「メディア報道」に刷り込まれた「相場観」で見ていたら、恐らく毎日チグハクしたものを感じられたのではなかろうか。お約束の「金融不安」や「金融危機」とい […]
FG Premium Report 4月24日(CY2023)号(ダウンサイド・ベットはハイリスク)
失速しない米国経済 まずは総論 市場は完全に膠着状態に入った。下記の週間騰落率を見て貰えば一目瞭然だが、各インデックス揃って変動率の絶対値は1%にもなっていない。というよりは、市場参加者も動けないのだろう。決算発表とマク […]
FG Premium Report 3月6日(CY2023)号(自分の感性を信じる)
必要なのは見極める判断力 まずは総論 予想通り、市場は材料、というよりは売買を喚起する為の「ネタ」が枯渇、再びFRBや日銀の今後の金融政策の行方予想でジタバタする一週間となった。恐らくこの流れ、カレンダーを見る限り、早く […]
FG Premium Report 2月20日(CY2023)号(CPIやPPIよりChatGPTで遊ぼう!)
材料不足で落ち着かない市場 まずは総論 月初にFOMCがあり、その二日後の2月3日には米国雇用統計も発表になり、更に主要企業のCY2022第4四半期決算の発表も峠を越え、市場は基本的に材料難。同じタイプの材料をひっくり返 […]
FG Premium Report 2月13日(CY2023)号(ソフトバンク・グループの株価の妥当性)
どうしても不安になりたい人はいつも居る まずは総論 米国市場は前週の高揚感ある雰囲気とは打って変わって何やら「ダラダラ」と終わった感じの一週間、特に目立ったマクロイベントも無ければ決算発表も無かった。ハト派に振ったと思わ […]
FG Premium Report 1月23日(CY2023)号(マクロデータも一次情報が重要)
消費者物価指数と金融政策 まずは総論 先週18日には日銀政策決定会合の結果発表があり、20日には総務省が日本の12月の消費者物価指数を発表した。米国では商務省が現地18日に発表した2022年12月の米小売売上高(季節調整 […]
FG Premium Report 1月16日(CY2023)号(円高で単純に売られる不思議)
米国株優位?リバウンド? まずは総論から 月初の雇用統計に続いて、米国では12日にCPI(消費者物価指数)が発表された。詳細は翻訳した表を下記に提示するが、全く市場想定の範囲内(コンセンサス通り)だった。正直、ある意味で […]
FG Premium Report 12月26日号(泣く子と地頭には勝てない)
虚を衝かれたかに見えるが・・・ 具足を外していただけ 「桶狭間の戦い」で織田信長軍に討たれた今川義元は、その時具足(甲冑など)を解いていたという。油断していたのか、まさか裏山を信長軍が馬で駆け下りて来るとは、通常ならば想 […]
FG Premium Report 12月19日号(全ては”想定通り”)
FOMCも想定通り、反応も予想通り 0.5%の利上げ、利上げは継続・・・ ここまで予想通りのFOMCだとある意味では拍子抜けする。ただそれは同時にFRBにあれ以上の選択肢がもう無かったということでもあろう。つまり米国景気 […]
FG Premium Report 12月12日号(CY2022最後のFOMCを前に)
為替は国力差、株価は企業収益が決める 「金利上昇」に対する感応度が入れ替わった? 今年、CY2022年は市場参加者の多くが金融引き締めと利上げ、すなわち各国中央銀行の金融政策の当て推量に翻弄された。その典型的な例が「(政 […]