FG Premium Report 12月12日号(CY2022最後のFOMCを前に)

為替は国力差、株価は企業収益が決める 「金利上昇」に対する感応度が入れ替わった? 今年、CY2022年は市場参加者の多くが金融引き締めと利上げ、すなわち各国中央銀行の金融政策の当て推量に翻弄された。その典型的な例が「(政 […]

FG Premium Report 12月5日号(ホリデーシーズンを乗り切る)

材料不足で支離滅裂な年末相場 米国雇用統計もさしたるインパクト無し 米労働省が2日発表した11月の雇用統計によると、非農業部門就業者数は前月比で26万3000人増加、これに対してエコノミスト予想の中央値は20万人増だった […]

FG Premium Report 11月28日号(Thanksgiving Dayも終わった)

年内は消化試合になるかも知れない 市場にメリハリが無くなったことの意味 穏やかな一週間が終わった。一番上昇率が高いのは東証TOPIX、低いのがNASDAQという結果がそれを裏付ける。現在の日本株式市場の時価総額は新聞でも […]

FG Premium Report 11月14日号(バック・トゥー・ベーシック)

ドル円138円台、米10年債利回り3.8%台 何がそんなに変わったのか 8日に米中間選挙が終わり、そして10日に米CPI(総合消費者物価指数)が発表された先週、米国市場の多くのものが「違った景色」に変わった。株価は言うに […]

FG Premium Report 11月7日号(米中間選挙が分水嶺)

政治と経済は別物とは言えない 危機迫る米民主党政権 FOMCで予想通り0.75%の利上げが決定した先週各市場の動きは下記の通り。ご覧の通り、FOMCは予想通りながら、ナスダックは△5.65%もの下落となった。実はこれには […]

FG Premium Report 10月24日号(円安メリットを説かない不思議)

FOMCの翌週が中間選挙 市場が予想しメディアが喧伝するほど悪くない現状 先週の各市場の動きは下記の通り。間違いなく、米国株式市場は上に行きたがっていると見た。詳細は後述するが、年間のアルミナとボーキサイトの出荷予測を引 […]

FG Premium Report 10月17日号(高インフレ・高金利下の投資)

原点に帰り、なぜインフレだと金利は上がるのか インフレとは何かを再考する 前週7日に発表された米国の雇用統計が引き続き労働市場がタイトなままであることを示したことから、先週の米国株式市場は週初から緊張感のあるものとなった […]

FG Premium Report 10月10日号(はやる気持ちも抑えるが肝要)

市場はせっかちに反応し過ぎた 雇用統計で現実に引き戻される 株価が急伸して文句を言うのはどうかと思うが、先週3日と4日のNY市場の連騰は余りにも性急過ぎた。前回のレポートで「人が行く裏に道あり花の山」と逆張り的な論旨を展 […]