FOMCは0.75%の利上げを決定(ドットチャート・イールドカーブ変化付き)

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利上げ幅は0.75%で落着

直前のタカ派予想では1.0%の利上げをも予想されたFOMCだが、結果は0.75%の利上げ。前回のFOMCでパウエル議長が語った0.5%の利上げより0.25%の上乗せとなった。

但し満場一致ではなく、カンザスシティー連銀のEsther L. George連銀総裁は0.5%の利上げを主張した。FRBの声明原文の和訳したものなどは既に日経新聞等が掲載しているので、FRB声明文(原文)へのアクセスリンクを設定しておく。

また所謂ドットチャートは下記の通りPDF版に公開されているが、会議の参加者が提出した実質国内総生産(GDP)の成長、失業率、および各年のインフレについて最も可能性の高い結果の予測が読めるWebページもあるのでそのリンクもここに設定しておくのでご参考にして頂きたい。原文に接するのが一番重要だ。

米国株式市場はひとまず上昇

このFOMCの結果を受けて、NYダウは30668.53ドル 前日比+303.70ドル(+1.00%)、S&P500は3785.49前日比+50.01(+1.34%)、ナスダックは11099.16前日比+270.81(+2.50%)で15日の取引を終えた。

またこれを受けて米国債金利は前日比で水準を軒並み低下させた。具体的には5年債が3.59%⇒3.38%、10年債が3.47%⇒3.30%、30年債が3.42%⇒3.33%となる。

イールドカーブを見ると、下記のチャートのようになる。先週末10日、6月14日、そして本日6月15日(全て現地時間)は下記の通りとなる。

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