FG Premium Report 7月8日(CY2024)号(予想通りの米マクロと大統領選)
やはり極端なイレギュラーは起きないもの 米国雇用環境は正常化に向かって緩んでいる 週末発表された米国雇用統計、予想通りと言うと「結果を見てからよく言うよ」と怒られてしまいそうでもあるが、昨年9月末から10月中旬にかけて渡 […]
FG Premium Report 6月3日(CY2024)号(トップダウン?、ボトムアップ?)
金利動向(インフレ)を見るか、産業動向を見るか アメリカの光と影を堪能した2週間 現地調査が如何に重要であるかをあらためて強く実感した米国リサーチ・ツアーから先週末帰国。1996年9月にリサーチ目的で初めて渡米してから既 […]
FG Premium Report4月1日(CY2024)号(「円安」は金融政策だけでは止まらない)
「株安」は企業売り、「通貨安」は国家売り 国民が外国株式に傾倒する理由 日銀がマイナス金利解除を決めたのは「アベノミクスの負の遺産を清算し、日銀が金融を正常化して利上げを行えば、物価上昇の元凶となっている輸入物価の上昇が […]
FG Premium Report3月25日(CY2024)号(GTC2024に大興奮)
FOMCの結果はベストだった まさかの日銀マイナス金利解除だが・・・ 先週のサプライズは日銀がマイナス金利解除に踏み込んだこと。この問題点の論点は先週のメールの方に書かせて頂いたが、今回の米FOMCに関わる一連の事前報道 […]
FG Premium Report3月18日(CY2024)号(新しい「市場の風」が吹いている)
米ファンダメンタルズの認識修正進む 先週は大イベントを控えた一週間だった 今週月曜日と火曜日、すなわち18日と19日には日銀が金融政策決定会合を開催し、一日違いの19日と20日には米連邦準備制度理事会(Federal R […]
FG Premium Report 2月26日(CY2024)号(日経平均最高値より夢があるエヌビディア)
回顧主義より夢の未来を目指すべき 34年前の1/4しか夢を描けない国 金曜日の日経新聞朝刊一面(後掲)には「日経平均 最高値」の超大見出しが打たれていたが、正直「だから何?」としか思えなかった。私自身、1989年12月末 […]
FG Premium Report 2月19日(CY2024)号(日経平均高値演出の印象操作に注意)
日経平均38,915円87銭は、既に何の意味もない 「史上最高値更新」と騒ぎ立てることの方が危険 先週金曜日、日経平均株価は4営業日だけで1,589円82銭(4.31%)も上昇し、1989年12月29日に付けた史上最高値 […]
FG Premium Report 2月5日(CY2024)号(株価の基本は企業業績)
マクロ指標は企業業績を考える為のヒント 予想通り、Big Techの決算は素晴らしかった 先週も米国ビッグテック(後述するが、敢えてもう「マグニフィセント7」という呼称を使わない)を含む主力企業の決算発表が続いた。先々週 […]
FG Premium Report 1月29日(CY2024)号(情報の既得権は誤判断の温床)
常識のような刷り込みを見直すべき時 「日本は利上げ、米国は利下げ期待」って本当にそうなるの? 先週一週間の日米株式市場の騰落率は下記の表の通り。先週はマクロもミクロも、日本も米国も、市場を動かした材料はいろいろとあった。 […]
FG Premium Report 1月22日(CY2024)号(森を見ず、木を見るべき時)
マクロの能書きより、ミクロが大切 長期金利上昇に負けなくなったグロース株 下に掲げた日米株式市場の先週一週間の騰落率、そして年初来の騰落率を見た時、恐らくプレミアム・レポートの読者の皆さんは結構な違和感というか、計算間違 […]