ポートフォリオの概況
2021年5月の月間パフォーマンス
「リスク中程度のモデル・ポートフォリオ」の2021年5月末までのパフォーマンスは、ドル建てポートフォリオで設定来が月末213.33%(設定来年率5.49%複利)となり、2021年年初来のパフォーマンスは絶対値でプラス6.38%、2020年年初来のパフォーマンスは絶対値でプラス15.53%となりました。円建てポートフォリオは5月末時点で198.77%ですから、2021年年初来のパフォーマンスは絶対値でプラス12.99%、2020年年初来のパフォーマンスはプラス16.83となります。ドル建てと円建てポートフォリオのパフォーマンス差は為替が要因です。4月末時点ではドル円は108.95円台(3月末は110.70円)でしたが、5月末時点では109.90円と再びやや円安へと振れました。完全にボックス圏になっています。ただこの円安分の0.87%はドル建てモデルに比べて優位に作用しますから、その分は良好な結果となっています。
単月のパフォーマンスはドル建てポートフォリオがプラス+0.56%、円建てポートフォリオはプラス+1.44%となりました。今月もアセット・アロケーションの変更の必要性は考えていません。一部にTAAモデルを採用しているところでは若干の変更を行ったり、示唆したりしているようですが、Fund GarageのモデルポートフォリオはSAA型(戦略的アセットアロケーション)あることもあり、特に変更の予定はありません。