ポートフォリオの概況
2021年6月の月間パフォーマンス
「リスク中程度のモデル・ポートフォリオ」の2021年6月末までのパフォーマンスは、ドル建てポートフォリオで設定来が月末216.60%(設定来年率5.57%複利)となり、2021年年初来のパフォーマンスは絶対値でプラス8.01%、2020年年初来のパフォーマンスは絶対値でプラス17.30%となりました。円建てポートフォリオは6月末時点で202.92%ですから、2021年年初来のパフォーマンスは絶対値でプラス15.35%、2020年年初来のパフォーマンスはプラス19.28となります。ドル建てと円建てポートフォリオのパフォーマンス差は為替が要因です。5月末時点ではドル円は109.90円台(4月末は108.95円)でしたが、6月末時点では110.50円と円安の流れが続いています。この円安分の0.55%はドル建てモデルに比べて優位に作用しますから、その分は良好な結果となっています。
単月のパフォーマンスはドル建てポートフォリオがプラス+1.53%、円建てポートフォリオはプラス+2.09%となりました。今月もアセット・アロケーションの変更の必要性は考えていません。TAAモデルをモニタリングはしていますが、現時点で短期戦術的に変更を行なう必要はありません。Fund GarageのモデルポートフォリオはSAA型(戦略的アセットアロケーション)であることもあり、特に変更の予定はありません。