国際分散投資シミュレーション 2021年7月末

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ポートフォリオの概況

2021年7月の月間パフォーマンス

「リスク中程度のモデル・ポートフォリオ」の2021年7月末までのパフォーマンスは、ドル建てポートフォリオで設定来が月末218.97%(設定来年率5.62%複利)となり、2021年年初来のパフォーマンスは絶対値でプラス9.20%、2020年年初来のパフォーマンスは絶対値でプラス18.58%となりました。円建てポートフォリオは7月末時点で203.29%ですから、2021年年初来のパフォーマンスは絶対値でプラス15.56%、2020年年初来のパフォーマンスはプラス19.49となります。ドル建てと円建てポートフォリオのパフォーマンス差は為替が要因です。7月末時点ではドル円は109.50円台でしたが、6月末時点では110.50円とやや円高になっています。この円高分の△0.90%はドル建てモデルに比べて劣後するように作用しますから、その分はビハインドな結果となっています。

単月のパフォーマンスはドル建てポートフォリオがプラス+1.09%、円建てポートフォリオはプラス+0.18%となりました。今月は新興国株式が△5.60%と最もパフォーマンスの足を引っ張っています。これはやはりコロナの感染拡大がアジアで収まっていないことが大きな要因です。ただ回復の兆しが見えればリバウンドすることも確かな話なので、こうした場合にはアセット・アロケーションはTAAでも動かしません。Fund GarageのモデルポートフォリオはSAA型(戦略的アセットアロケーション)であることもあり、特に変更の予定はありません。

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ファンドガレージ 大島和隆

Fund Garageへようこそ。主宰の大島和隆です。投資で納得がいく成果を得る最良の方法は、自分自身である程度「中身の評価」や「モノの良し悪し」を判断が出来るところから始めることです。その為にも、まず身近なところから始めましょう。投資で勝つには「急がば回れ」です。Fund Garageはその為に、私の経験に基づいて、ご自身の知見の活かし方などもお伝えしていきます。