こんにちは。取崩し運用の記事を担当しているBSA株式会社の中澤です。

2014年4月から始めた元本1000万円の分配金受取運用のシミュレーションは、2019年9月末現在で、分配金の受取累計は2,103,463円(税引)になりました。概ね想定通りの受取りが継続できています。

9月の組入れ証券の騰落率は以下になります。

 

 

 

 

9月は米国投資適格債(ヘッジ有)以外の資産が上昇と8月とは逆の結果になりました。退職金などを安定的に取り崩すための運用では、特定の資産や商品の当てっこをするのではなく、様々な種類の資産から利子や配当などの収入を受取れるようにしておくことが大切ですね。

当シミュレーションでは、ETFを使ったシミュレーションをしています。ETFは組入れ資産が生み出す配当や利子を分配原資にしているため、よくある分配型ファンドのように不必要に元本を取り崩す心配がない点、運営コストが低い点、がメリットです。

一方、東証上場のETFはこのような目的にかなうETFの種類がやや少ない点、出来高が少ない点が少し利用しづらい点です。

米国のETFを直接購入すればこの問題は解決しますが、受取り時に両替が必要になるなどの手間とコストがかかります。

そこで最近よく利用しているのが、もともと保有している無分配型のインデックスファンドを定期的に解約する方法です。

この方法は、

・資産形成時と受取り時で商品を変えなくてよいため不必要な課税や手数料が発生しない
・国内外の株式、債券、リートなど主たるアセットクラスがそろっている
・ETFのように日々の出来高を気にする必要がない
・自分が必要な金額の受取りができる

などのメリットがあります。

一方、自ら解約の手続きをする必要があるので、マイナス時には解約しづらかったりする人も中にはいるかもしれません。また、好きな金額を解約できるとは言っても、その投資信託の組入れ証券が生み出す合理的に期待できるリターン以上を取り崩すと想定よりも早く資産が減ってしまう点に注意が必要です。

下記はグローバルリートと新興国債券のインデックス型のファンドを2014年からそれぞれ100万円づつ保有し、取崩しをした場合のシミュレーションです。

それぞれの年間の取崩し率
グローバルリート:4%
新興国債券:5%

グローバルリート:100万円 → 131万円 + 22万円の受取り
新興国債券:100万円 → 69万円 + 29万円の受取り

ETFで対応できないアセットクラスなどであれば十分に選択肢となるのではないでしょうか?
また、金融機関によっては定期解約サービスを行っているところもありますのでこれから退職金などの取崩し運用をする方は検討してみてはいかがでしょうか?

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