毎週、プレミアム会員向けに配信している「FG Report Premium」は、巷間あまたある、いわゆる「市場コメント」や「相場解説」とは違います。

一言で言うなら、そうした「市場コメント」や「相場解説」などを見聞きして、不安になったり、悩んでしまったりしているであろう投資家の皆様や、或いは金融商品の販売に従事されている方々に、長年資産運用業界で培ってきた筆者の経験や知見を活かして、「不要な動揺をしないための道標(みちしるべ)」となることを目的としてお届けしています。

また実際にファンドマネージャーとして運用していた時と同じ目線でMF10C(詳細は後述)の選定や管理をしながら、ファンドマネージャーがどのように常日頃のリサーチやそれに関わる投資判断をしているのかを垣間見て貰って、ご自身の投資判断や運用に役立てて貰えたら良いなと思ってお届けしています。だから時々は愚痴っぽくなる時さえあります。

人生100年時代ということで、資産形成の最善策として「長期投資」を勧める専門家は多いですが、最近のように市場が大きく上がったり下がったりすると、その渦中にある時は、普通はどんな人でも心穏やかでは居られないと思います。

それは職業で投資判断をしているファンドマネージャーだって同じことです。ただそれでも30年以上、私が資産運用の世界に居られる(胃に穴も開けずにこうして元気でいられた)のは、そうした厳しい状況下での対処方法、ものの見方を身に付けられたからだと思います。その方法は時々の市場環境によって違います。いつでも通じる普遍的な方法なんて、実はそう多くはありません。だからこそ、このレポートを日々変化する市場環境の中で、毎週お届けする意味があると思っています。

「FG Report Premium」の基本は3部構成です。それは次の3つです。

  1. 所感/雑感
  2. 注目の右肩上がりのビジネス・トレンドとトピックス
  3. 株主となってその企業と一緒に夢をみたいと思う会社10選

所感/雑感

一週間の世界各国の各種市場(日本とか、米国とか、株式とか、債券とか特には限定していません)動向を踏まえて、ファンドマネージャーが運用コメントを書くような視点で正に「所感/雑感」をお届けしています。自信たっぷりな時もあれば、ややナーバスな時もあり、愚痴めいたり、皮肉たっぷりな時などもきっとあります。

日米主要市場の騰落率は最低限の数値データとして記載していますが、ファンドマネージャーが自分のポジションを守り、成長させるために、どういうポイントをどのように見て、どんな解釈をしているのかをリアルに感じて頂ければと思い、単なる数字の解説にならない部分をメインにコメントしています。

ファンドマネージャーが多くの「市場コメント」や「相場解説」と同じような投資判断をもししていたら、決してライバルにも、市場にも勝つことは出来ませんし、それどころか徒にお客様の大事なご資金を減らしかねません。この点は別記事「市場コメント」や「相場解説」は投資の役に立つのか?」の方に詳述させて頂いてます。

ここでは、もうひとつの分かり易い端的な例を挙げてみましょう。それは・・・

「ファンドマージャ―が決算発表を聞いてから、或いはアナリストがレーティングを変えたり、何某かの評価を下したりしてから動くようでは無能としか言えない。」ということです。

つまり、勝つためには、決算発表自体より前に次のアクション(保有継続や投資見送りの判断を含む)の投資判断をし、決算発表自体は「自らの判断の正確さを確認し、裏付けを取る場」としなくてはならないということです。決算発表後の市場変動を「サプライズ!」と淡々と言えるのは、継続したトラックレコードが残らない立場の人だけです。ファンドマネージャーはたとえそれが「サプライズ!」と呼ばれるような上下動でも、きちんとパフォーマンスとして記録されてしまいます。驚いてはいられない職業なのです。

だからこそ、まず前週の市場動向の中で感じた「所感/雑感」を最初にお届けしています。

注目の右肩上がりのビジネス・トレンドとトピックス

上記のように「サプライズ」とならない判断が出来るようになる為には、企業活動の基となる大きな「右肩上がりのビジネス・トレンド」の把握が極めて重要です。大きなビジネス・トレンドがあって、それが右肩上がりになっていることを常に確認し続けているからこそ、短期的な変動に対して長期的な視点で対処できるというものです。

今で言うならば「5G、自動車のCASE、AI或いはIoTやエッジコンピューティングと言った流れ」がそれにあたると見ています。

こうしたトレンドに関わる世の中の動きの中で、投資をする上で重要と思われる事柄について、新しいトピックスや変化などをお伝えしています。情報ソースはファンドマネージャー時代と同じように、自ら企業や業界の専門家などを取材したものから纏めています。どこぞのリサーチレポートの要約版ではありません。

そのため、内容やテーマによっては、やや専門的になり過ぎる場合もありますが、逆にそこが肝となる場合は、敢えて「取っ付き難い」と思われるのを覚悟で、敢えてそのままお伝えしています。勿論、なるたけ平易に伝わることは心掛けながらのレポートですが・・・。

更なる補足が必要と思われる場合は、会員限定の別記事などにより理解を深めて頂くようにしています。

株主となってその企業と一緒に夢をみたいと思う会社10選

MF10C(My Favorite 10 Companies)と呼ぶ、私が個人的にも「株主となってその企業と一緒に夢をみたいと思う会社」を10企業選定し、あたかもファンドのコア銘柄とした場合に、ファンドマネージャーが日々どのような目線で継続フォローしているかを、総括と個々の企業別の章立てでお届けしています。だからこそ、銘柄入れ替えの頻度は極めて低いです。もしかすると驚かれるかも知れません。でも日替わり、週替わり、或いは月替わりような、そんなごく短期でコア銘柄を入れ替えるファンドマネージャーは居ません。充分なリサーチと継続したフォローが需要となるのはその為です。

米国企業についても、メディアの報道や情報には頼りません。当該企業や関連或いはライバル企業がWebcastingなどを通じて発信している情報をリアルタイムで追い掛けて、ポイントを咀嚼してお届けしています。インターネットが充実した時代となって、米国企業のIRは日本企業のそれよりも実は格段に充実していますから、直接現地に赴いたのと同等の内容を知ることが出来ます。寧ろ移動時間が不要な分だけ、効率的に情報収集出来ていると思います。リアルな風を肌で感じることは出来ませんが、サンフランシスコのカンファレンスと、ニューヨークやボストンで開催されているカンファレンスを一日で回れますから。

またもうひとつの真骨頂は、ビジネス界の情報だけでなく、アカデミックな世界(大学や研究者のシンポジウムなど)からも情報収集するという、以前と変わらぬ私の独特な調査方法も行って分析に反映させ、レポートしています。

 

この3部構成の内容を通じて、個人投資家の皆様が安心して投資を続けられること、或いは金融商品の販売に従事される方々がお客様に適切なアドバイスやコメントを伝えられるような視点を養って頂けたらと思っています。

「これ一冊を読めばもう投資は完璧」という投資本を書くことは不可能だと思います。何故なら、市場そのものが毎日刻一刻と変化しており、2度と同じ市場環境は起こり得ないからです。

「FG Report Premium」を継続してお読み頂くことで、徐々にではありますが、余計なハラハラドキドキはしないで安心して投資を続けられるようになって頂けたらと思います。
「継続は力なり」と、どこかの受験予備校の標語は投資の分野でこそ生きるのかも知れません。

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