5月の株価は日米とも大幅に下落しました。

米中貿易摩擦の終息が見えない事、また月末にはトランプ大統領がメキシコに関税を賦課する方針を打ち出したことで日米とも株価は大幅に下落しました。

世界1,2の経済規模を誇る米中の貿易問題の終息が見えるまでは株式市場は不安定な値動きが続くという見方が多いいようです。

長期の積立投資では、ニュースや日々の値動きにあまりとらわれることなく継続することが成果につながります。少し不安に感じるかもしれませんが、しっかりと継続してください。

米中貿易摩擦、リーマンショックから10年以上の上昇相場、膨れ上がる各国・企業の債務など多くの懸念が指摘されています。

このような時は、一時的に株式を売却して債券やキャッシュ等にスイッチングをして様子を見たほうがよいのでは、と感じる方もいるかもしれません。

仮に心配が的中し今後しばらくは値下がりし、今よりもずっと安いところで再度株式を買いなおすことができれば良いですが、タイミングを的中させるのは難しいですし、何より思ったように下がらなかったり、一時的にでも株式市場から撤退すると大きな機会損失を被るかもしれません。

バートン・マルキールは、著書ウォール街のランダムウォーカー(1973年の初版以来、全米累計150万部を超え、投資の名著としてよく知られているロングセラー)の中で以下のようなデータを紹介しています。

“1980年代にはS&P500平均でみた株式投資の総リターンは年平均17.6%にもなったが、合計2528取引日のうち最も上昇率の大きかった10日間を逃しただけで、平均リターンは12.6%にも下がってしまったことになるのだ。対象を60年代から90年代に広げてみても、同様な結果が指摘できる。”

また最近では、JPモルガンアセットマネジメントが同様のデータを紹介しています。

それによると、1988年1月から2019年3月まで米国株(S&P500配当込)に投資継続していた場合、資産は22倍に膨らんでいました。この30年間のうち、上昇率上位の3日間を逃しただけで、17倍までリターンは下がってしまったそうです。

JPモルガンアセットマネジメントホームページより

https://www.jpmorganasset.co.jp/letssolveit/ja/library/mv-t-eq-markettiming-201905.html

これらのデータを見ると、仮に上手にタイミングをとらえることができれば良いのですが、タイミングを外すと大きな機会損失につながることがわかります。

また、現在最も著名な投資家の1人であるウォーレン・バフェットは、2017年の株主に宛てた手紙で以下のように書いています。

“株価が下がっているときに投資家がやるべきことは2つだ。市場にとどまること。そして安く買うことだ。”

大きな下落があったり、下落が長く続くと、「もっと下がりそうだ」、というニュースも多くなり不安を感じるようになるかもしれません。

一時的に株式を債券等にスイッチングしたくなることもあると思いますが、このような事例を思い出して冷静に対応することが大切です。

 

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