決算データを見るポイントは?

基本的には米国株(アメリカ株)でも日本株でも財務内容を調べる方法に極端な違いはありません。事実、日本企業の多くも最近では米国式会計基準で決算開示しているところが多いですから。

一番の違いは何かといえば、英語か日本語かという点と、様式フォーマットの違いではないかと思います。そうでなければ、同じ土俵で比較検討出来ません。

日本企業への投資に際しても、決算書などの財務諸表を全部隈なく調べ上げて投資をされる人は少ないだろうと思います。これは機関投資家といえども同様で、決算書の内容を隅々まで読み込んでいるファンドマネージャーは少ないだろうと思います。逆に言えば、見なくてはならないポイントは限られているとも言えます。

大きくは

  • 「売上」
  • 「営業利益」
  • 「経常利益(税前利益)」
  • 「当期純利益」
  • 「一株当たり利益」
  • そして「一株当たりの純資産」

程度が常識的な範囲で、「地域別の売り上げデータ」や「セグメント情報」のようなものは、その次の問題ということが言えます。

事実、日本株でも米国株(アメリカ株)でも決算発表を受けて瞬時に株価は反応しますが、それは前段の項目の結果で市場が初期反応することの証左でもあります。最近ではアルゴリズム取引なども盛んですから、「コンセンサス予想に対してX%乖離したら売り/買い」みたいなプログラムもかなりあるようです。

むしろじっくり投資をする立場ならば、その場の一回の決算内容よりも、時系列のデータを重視する方が得策です。中には黒字と赤字を繰り返す企業も数多ありますし、四半期毎の決算の癖というものあるからです。

こうした観点から言えば「大島式My四季報」のようなExcelシートを企業別に作り、時系列なデータをきっちりと掌握してから投資行動に移るというのが王道だろうと思います。

決算データ分析に便利なツール

その場合に役立つのが、モーニングスター社のWebサイトであったり、米国株四季報だったりします。何故なら、どちらも個々の企業の財務データをモーニングスター社ならモーニングスター社のやり方で、米国株四季報なら米国株四季報のやり方で、一律に集計してあるからです。まずはそうしたデータを自分なりに取り揃えると良いかと思います。

日本企業の決算発表と米国企業の決算発表の仕方で大きく違うところは、日本企業が通期予想を企業側が提示するのに対して、米国企業はレンジでしか開示しないということです。それらを元に各証券会社のアナリストが予想数値を作り上げ、それが束になって「市場コンセンサス」という数値が出来上がります。

従って、米国企業のコンセンサス予想については、当該企業のWebサイトに行っても見つけることは出来ませんが、通期予想が具体的に記載されているか、レンジ予想かということでの日米株式投資の本質的な違いは殆どないと思われます。コンセンサス予想に関しては、米国のロイター社などが集計して発表したりしています。

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