「株活」としてお薦めしたいのが、東京ビッグサイトなどで行われるビジネスショウに行ってみることです。どんなイベントが行われているかは、東京ビッグサイトのWebサイトなどをチェックして頂くか、新聞広告などに気を付けて貰っていれば必ず分かります。殆どのものが事前登録をすれば「無料」で見学できます。

 

「専門的過ぎてわからない」と思われるだろうと思いますが、百聞は一見に如かず、是非一度足を運んでみてください。現地に行かれて中に入ると、確かに一瞬はたじろがれるかも知れませんし、何を見たら良いのかわからないと思われるかも知れません。

 

でもそんなことは気にせずに会場を歩き回ってみてください。きっといろいろなデモンストレーションや商品展示、各ブースの前での簡単なプレゼンテーションなどを見ることが出来ますから、きっといくつかは「へえー、こういうことなんだ」と感じる新発見がある筈です。

 

そして何より、どんな会社がどんなものを提供しているのかがお分かりになると思います。

 

今回参加したのは、今流行りのAIや自動運転、或いはIoTなどをテーマとしたイベントです。自動車関連の「オートモーティブ ワールド」や、生産現場の自動化関連の「スマート工場 EXPO」、凄く身近なところで「ウェアラブル EXPO」などと呼ばれるもので、東京ビッグサイトの全ホールを使って大規模に行われていました。

 

共通するキーワードは「AI」「自動運転」「IoT」です。正に今旬のテーマばかりですよね。

 

最初に驚いたのは、その規模もそうなんですが、来場者の多さです。世間の注目度合いの高さがひしひしと伝わってきます。

 

初めに足を踏み入れたのは「オートモーティブ ワールド」です。想像されると「自動車メーカー」やその関連企業が多いと思われるでしょう?実は答えはノーなんです。

 

入って最初に目に飛び込んできたのはなんと電子部品のロームと村田製作所です。セミナーの時にお話した「SiCパワー半導体」関連の展示がありました。つまりあれはロームだったんですね。

 

 

毎年どのくらい小さくなって軽量化されているかを展示しています。

 

そのお隣が村田製作所でした。ここではブースの前で簡単なプレゼンテーションが行われていました。内容は「自動運転」に関するもので、トンネルの中など、GPSデータが取得出来ない状況で、傾斜センサや加速度センサを利用してどうやって安全に自動運転が出来るかという説明です。センサって凄いんですね。

 

これがその実物です。

小さいんです。両方とも1センチメートル角程度の部品です。でもこれが村田製作所の大きな収益源になりつつあると説明員から聞き出すことも出来ました。

欧米のメーカーもありました。STマイクロエレクトロニクスやインフィニオンといった半導体関連メーカーです。例のコネクティッド カーに関するセキュリティ対策について、力を入れて説明していました。STマイクロエレクトロニクスの方の展示では、ソフトバンクが買収したARM社のCPUが重要な位置づけであることが分かります。スマホ用のCPUだけでは無いんですね。

続いて足を運んだのが「ウェアラブル EXPO」です。ウェアラブルですから、「着れるもの」ということですが、KURABOのブースでは「Smartfit」と称して、「作業現場のリスク管理をIoTで支援する」として、立体裁断された作業用のシャツにウルトラマンのカラータイマーのような装置が組み込まれていて、作業者の生体情報をリアルタイムで解析してリスク管理するシステムが展示されていました。

 

そしてこのKURABOなどが使っているウルトラマンのカラータイマーは、実は超精密ドリルで有名なユニオンツール製ということが、となりの同社のブースで判明しました。ドリル屋さんがどうしてこういうセンサを作ったのかはわかりませんでしたが、結構な賑わいです。

 

応用技術として紹介されていましたが、これは間違いなく「介護」などの世界にも役立つだろうと思います。

 

介護に直接役立つものと言えば、足腰につけるモビルスーツのような装置です。介護者や宅配便のドライバーなど、腰を痛めそうな作業の人には必需品になりそうです。

 

今週米国ラスベガスでは世界最大の家電見本市である「CES2019」が開催されていることはご存知の方も多いかと思います。そこでの話題の中心は「5G」「AI」「IoT」と聞こえてきていますが、こちらでも同じものを感じました。

 

そして全てのものが、正にこれから始まろうとしているということです。4Gまではスマホが主役の世界でした。しかし、その間に培われてきた技術が5Gの段階になって、AIIoTと共に一斉に開花しようとしていることがひしひしと伝わってきます。それは会場の熱気からも分かりました。

 

ビジネストレンドの成長段階で言えば、まだ「ニュー・キッズ誕生」のフェーズか、そこに至る入り口ぐらいかも知れません。だから焦りは禁物だと思います。ITバブルの初期のように、紛い物もたくさん出てくるでしょう。正に各社宣伝と売り込みに必死という感じでしたから。ただ間違いなく、ここからビッグボーイズやメジャープレイヤーに育つ企業が出てくるのは確かです。

 

会員限定記事では、どのような技術が使われるのか、それに対する各企業の取組みや優位性などを解説しています。

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