年末の大掃除ということも無いのですが、普段利用しているクラウド・サービス(amazonのAWSとMicrosoftのOneDrive)の中身の整理をしていると、昔々の「さくら株式アナライザー・オープン」や「さくら日本株オープン」のお客様向け週次ディスクロージャーの元原稿などが出てきました。

今ではコンプライアンス上考えられないかも知れませんが、当時は週末の自宅仕事で元原稿は作っていましたから。

何となく懐かしくて見ていると、作成基準日が平成10年11月6日、つまり1998年の「アナライザー」の週次ディスクロージャーのファンドマネージャーコメントの冒頭に「まずYahoo!とAmazon.comに投資しました」とありました。

出張時に机にもぐってモジュラージャックを探しながら、必ずもっと便利になるはずだ、と考えていたこの時期、1998年10月の米国出張で訪問した企業がYahoo!であり、Amazon.comでした。

 

当時のYahoo!はシリコンバレーのスタートアップ企業がたくさん入っている2階建てのビル群の中にありました。少なくとも2棟はもう占有していたと思います。

インターネットのポータルサイト(玄関口)で、検索エンジンで、広告料収入だけで急成長が始まった会社でした。

 

1998年11月6日のアナライザー・オープンの週次レポートにアマゾンの着眼点が記載されています。

「インターネットは不特定多数の人が自由に参加できるコンピューター・ネットワークです。この意味では通信販売と類似です。しかし、利用者が意識する・しないに拘わらず、コンピューター同士の接続は事跡を残します。ここに大きな流通革命とも言えるビジネスチャンスがあるのです。」

 

ヤフーやアマゾンなどのネット企業の成長可能性のポイントは「事跡」、つまり利用者が足跡を残すことだと気づいたのです。

 

Yahoo!もAmazon.comも同じようにコンピューター同士の通信が残す事跡を利用しているというのが大きなヒントでした。

つまり、誰が訪ねてきたのか、何処(どのサイト)から来て、何処に出ていったのか。

こうしたデータを集めることで、年齢、性別、趣味嗜好がわかり、Yahoo!ならば宣伝広告垂れ流しのブロードキャスティング(テレビやラジオ)が出来ないターゲット・マーケティングの宣伝媒体としての価値が、利用者の増大と共に拡大します。

男性に女性用化粧品のCMは見せても意味がないですから、このターゲット・マーケティングというのは、凄いことだと思いました。

Yahoo!を開いたユーザーによって、そこに掲載される宣伝広告が違うということです。(今じゃ当たり前になりました)

 

Amazon.comならば、購買履歴なども加味して、適切な商品推奨が出来ます。更にAmazon.comで言えば、小売りビジネスの最大の問題点、すなわち在庫という問題をクリアした流通革命を起こせると考えられたのです。

問題を上げれば、物流インフラです。この問題を克服するために、ずっとジェフベソズは苦労することになりました。赤字垂れ流しで必ず潰れると酷評した人も数多いました。でも、私はこんな便利なビジネスが廃れる筈が無いと確信したのです。

 

Yahoo 訪問では、幸運にも創立者のジェリー・ヤンの話も聞くことが出来ました。
彼から最後に言われのが「当社のビジネスモデルに感動してくれた日本人はもう1人いるよ。」と話してくれました。そこから日本企業への投資にもつながっていきました。

 

Yahoo! 創業者から聞いた日本の経営者の名前は

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