「株式投資は企業の所有権に投資すること」といつもお話はしていますが、
同時に「楽しくてこそ、株式投資」といつも思っています。

つまり楽しめなければ、株式投資じゃないと。

「そんなこと言われても、企業の所有権に投資することなんて言われると、グッと敷居が上がりますよ」というご指摘を頂いてしまい、その点は反省しきりなんですが、理屈は理屈で知っておいて頂くとして(それはとても大事なことだからです)、決して敷居を高くしようとしているわけでは無いと思って、これからもお付き合いください。

なんで株式投資が楽しいのかと言えば、儲かるチャンスがある「知的なゲーム」のひとつだと言えるからです。

運任せ、天任せのギャンブルや宝くじを買うこととは違い、

そこにはちゃんと夢があり、きちんと知恵を絞って正しい銘柄さえ見つければ、

そこには単なる金銭的な儲けだけでなく、
「自分の未来予測は正しかったんだ」という花マル、二重◎を先生から貰ったような喜びがあり、
更に言えば株式配当金や株主優待など、値上がり益だけではない身入りもあるからです。

ただその「知的なゲーム」のルールややり方の説明が不充分だったり、変に小難しく語る人がいたりするので、株式投資を楽しい「知的なゲーム」と思えない(「企業の所有権への投資」なんて言い方も、小難しくしていますよね(汗))ものにしているんだと思います。

ルールを簡単に一言で言ってしまえば「儲かっている企業を探し出すこと」というお宝さがしゲームと同じということです。

これは株式の基本的な性質なんですが、その企業が儲かり続けてさえいれば、

小難しいマクロの話で何があろうとも、
例えば最近の市場解説でよく聞くような「米中貿易摩擦」、
「米国の雇用統計や失業率」や「日銀短観や景況感」、
或いは金利動向や為替動向などでさえ、

そんなことにはお構いなくその企業の株価は上がります。

勿論、一時的に「周りにつられて売られる」ことはありますが、企業が儲かり続けてさえいれば、必ずその株式の根源的価値は増え続けるので、最後は必ず報われます。

過去30年ぐらいの歴史を振り返った時、

「バブル崩壊」、
「第一次、第二次湾岸戦争」、
「リーマン・ショック」、
「世界同時テロ」
「阪神大震災」や「東日本大震災」などの大きな地震など

がありましたが、その都度、一度は大きく株価は値下がりするものの、結果としてその全てを克服して株価は世界的に見ても右肩上がりを続けてきました。

それは前述したように、株式の基本的な性質、或いは構造と言っても良いかも知れませんが、企業が毎年毎年利益を積み上げている限り、株式の根源的な価値は増え続けるからです。

ならば「儲かっている企業を探す」というのが、どれほど難しいことなのか?

実はAIやロボットに頼らないとならない程、そんなに難しい話ばかりではないんです。

もし貴方がファンドマネージャーという職業に就いていて、

毎日毎日パフォーマンス競争と呼ばれる熾烈な戦いの中で、
短期的にも、中長期的にも勝ち続けなければならず、
更に沢山のそうした儲かる銘柄を選び出して
ファンド(ポートフォリオ)を埋め尽くさないとならないのならば、

確かに話はちょっと変わってくるかも知れません。

でも普通の個人投資家ならば、50銘柄も100銘柄も探す必要は無いですよね。

だからどんなセミナーででも

答えは皆さんの身近なところにある筈です」

とお話してきました。

流行に敏感な方なら尚更このゲームには有利でしょう。

勝つために必要な感性をお持ちの筈です。流行に敏感でなくても、何か得意な分野や造詣の深い趣味の世界をお持ちならば既にアドバンテージをお持ちだと言えます。

私の場合は、前者は兎も角、後者の条件としてハイテクと自動車関連については、それが趣味でもあるのでアドバンテージを持っていたとも言えます。

一方で、私は株式投資に向いているのは、本当は男性よりも女性なんだろうなと思っています。

所謂「女の勘」というのは、これが実に侮れない。現役のファンドマネージャー時代、職業として銘柄発掘に勤しんでいた私自身、常に多くの女性の声に耳を傾けていました。

例えばアナリスト、
例えば担当のセールス、
例えば秘書やアシスタント、
そして自分の家内

女性が天性で持っている「流行り物を見分ける勘」のようなものは、本当に凄いと思っていたからなんです。女性だけの運用チームが運用する投資信託が本来はあるべきだろうと真面目に思ったりもします。

例えば昔、まだ駆け出しの頃にこんなことがありました。

厚木ナイロンのストッキングの話なんですが

「世界で初めて開発したヒップ立体成型を取り入れ、
さらに扁平断面のナイロン糸を使用して
これまでになく美しい編目を実現」した

という新製品が発売された時(1994年)の事です。

アナリストに薦められても、こればかりは自分で良いのか悪いのか当然判断出来る訳がありません。それで周りの女性の意見を確認してみると、これが実に評判が良いし、「他のは履けない」とまで殆どの人に言われました。

その後株価が彼女らの評価の正しさを裏付けるような動きを示したのは言うまでもありません。「女の勘」、侮れません。

だから「儲かっている企業を探す」というのは、そんなに難しいことでは無いのです。

身近なところで

「これ良いな」、
「これって売れるだろうな」

と思うところに答えがあるんです。

実は私はそういう流行を見つける感性は鈍かったのかも知れません。

ユニクロがフリース旋風を巻き起こした時、私は最後までファンドマネージャーとしてその投資価値を見極められませんでした。「色違いのフリースを、そんなに何枚も一人の人が買う筈がない」というのが頑固な想いで、正直、一度も公私共に投資したことがありません。

でも投資対象はひとつではなく、沢山あるので、自分の得意な世界で見つければ良いと思っています。

個人投資家の株式投資の楽しみのひとつは株主優待だろうと思います。

機関投資家のファンドマネージャーは、それら優待品を受け取ることが出来ませんから、基本的には興味の対象外でした。ただ私が現役のファンドマネージャーを辞めて以降、我が家でも株式投資が解禁(コンプライアンス上の制限で、個人の株式投資は許されませんでしたので)になりましたが、家内が選ぶ「株主優待」に着目した銘柄選別は、これまた好成績。

私が下手な能書き唱えて選ぶ銘柄よりもパフォーマンスが良いことも度々です。当然ながら、家内が財務諸表分析などしているわけがありません。「この株主優待貰えるならお得だわ」というのが基本で、優待品が送られてくると嬉しそうに受け取っています。そ

してそうした企業の株価は、やはりしっかりしています。

「女の勘」、恐るべしです。

自分の身近なところで、或いは自分の得意な分野で「儲かっている企業を探す」知的なゲーム、「株主優待という特典付き!」というのが、本来「楽しくてこそ株式投資」と呼ぶべき株式投資本来の姿なのだと思います。

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