投資スタンスの変更は無し。暫くのんびりしましょう。

お疲れさまでした。見事な下げっぷりでした。これだけ一気に下がってくれると、逆にスッキリする気もします。今日の下げの一因は、パッシブ運用全盛が急落加速を招いたのかも知れないと言ったら、怒られるのでしょうか? でも正直ベース、だからインデックスが派手に動くのだろうと思っています。

下に示したのは本日の日経平均の日中足チャートです。寄付きで800円程度下がったあと、最大でマイナス1603.37円の下落、そして終値は前日比マイナス 1,071.84 円(マイナス4.73%)で着地なので、何かベタッと下に張り付いたようなチャートに見えますが、これでも、値がついている値幅だけでも上下に約800円もあります。

すなわち、寄付値から約800円更に下押しした上で、600円戻したということになります。随分と派手な動き方ですが、パッシブ運用(インデックス型)の資金流入がこのところでは増えていたので、それらが売りに回れば、個別ではなく全体で一気に下げることになるからです。

因みに今日の下落を踏まえてPERを再計算すると、日経平均ベースが14.02倍、TOPIXベースで15.96倍となり、更にバリュエーション指標の割高感は無くなりました。

アクティブ運用ならばこうした場合、投資している銘柄のファンダメンタルズを再チェックし、何に着目して、どういう収益見通しをもって投資に踏み切ったかを時系列で再チェックすれば、保有継続か、一旦撤退か、或いは再投入かの判断もし易いのですが、パッシブ運用の場合は残念ながら全体論をするしかありません。これがパッシブ運用の難点かも知れません。

外部環境ですが、米国債金利は2.71%に下落しています。やはり為替市場では日本円は安全通貨という見立てが幅を利かせているようで、、ドル円はやや円高ドル安に振れていますが、原稿執筆時点(午後4時10分)のドル円は109.08(出所:Bloomberg)これも大きな円高とは言い難いと思います。

因みに上記チャートは、本日引け後の日経平均の5年チャートでトレンドを見たものです。2015年の時のように、この後暫く調整するかと言えば、あの時は「中国経済の失速懸念」から始まった下落ですから、今とは相当状況が違います。寧ろ、いい感じに海老ぞりが収まってきたと見てしまうのは私だけでしょうか?上がれば下がる、日柄調整など、調整は絶対必要ですから。

何れにしても、既に始まっていると思いますが、いろいろなマーケットコメントがそこかしこで語られ、報じられ、伝えられると思いますが、私は投資スタンスを変更するつもりはありません。ボラティリティが急騰していますので、暫くはハラハラする時があると思いますが、午前中にアップした「慌てず、騒がず、そして冷静に状況を見極めましょう」に記した通りです。