プロテクトライン あんしんスイッチのその後

設定来から話題性があるので注目して時折状況をチェックしているが、やはり販売サイドが商品企画に力を入れたファンドと言うのは、運用成果という意味では苦戦をするらしい。確かに今現在の純資産総額は既に1532億円とかなりなボリュームになったが、11月20日づけの基準価額は10,027円と僅かに元本を上回ったレベル。

一方で、その間の市場動向はと言えば、もう特段の説明をすることなく、下記のチャートを見て頂ければ一目瞭然。日経平均、NYダウ、Nasdaqと基準価額推移を比較したのがこの状況。

ボラティリティが低いと褒めることも出来るが、しかし失速しそうなほど低空飛行が続いているのは、どうなんだろうか。きっと現場の営業マンには「全然基準価額が上がらないね」という嫌味がそろそろ届いている筈。

既報の通り、10600円まで基準価額が上がらないと、プロテクトラインは10,000円の元本水準を守るようにはならず、当面はあくまで9,000円。基準価額が現在10,027円だが、ご承知の通り、既に信託報酬は約0.48%程度、つまり10,000円につき48円分は取られているから、投資家の受け取り分よりも金融機関の受取りの方が多いのが実態。

勿論、長期的に見ればどうなるかは神のみぞ知るだけど、スタート直後からこの状況だと、傍から見ているだけで1500億円も集めてしまって大丈夫ですかとやや心配になる。あくまでも途中経過であるけれども。