性悪説ではなく、性善説で見た方が、景気は良くなる筈だ

earlybird

今朝の日経朝刊(11/28)早読み。モリカケ問題をいつまでも続ける野党と一部左翼系メディア。その根っこにあるのは性悪説だ。しかし、新しい証拠は何も出て来ないままに、無駄に国会予算(税金)を使って、余計な審議で時間を浪費している。接待が悪であるかのような風潮も性悪説に立脚したものだ。細かく張り巡らされたコンプライアンスの網に、引っ掛かるような事をする腹黒い輩はゼロとは言わない。しかしそれもごく一部だ。安倍首相とトランプ大統領がゴルフに一緒に興じたシーンは、国家ぐるみの一大接待だが、民間の中小レベルでも、コミュニケーションを取るためには必要なものだ。一部の腹黒い輩の為に、性悪説になり、ヒステリックに騒ぎ立て、そして禁止、禁止の嵐。それが景気を悪くしているひとの要因だと思っている。人間、僕は性善説に立ってみるべきものだと思っている。

1. 【1面】「5G」新規参入促す 電波割当に価格競争

総務省は、2019年にも電波の割当制度を見直し、審査基準が外部にわかるようにする。これにより次世代高速通信「5G」サービスへの新規参入を促すという。欧米先進国が導入している価格競争の要素も初めて取り入れ、技術と資金力のある新規参入組に門戸を開く。現状の携帯大手3社による通信の寡占状態が崩れれば、国際的に割高な通信料金の引き下げにつながるかも知れない。背景にあるのはスマホやあらゆるモノがネットにつながる「IoT」、高い安全性が求められる自動運転や仮想現実(VR)での利用が期待され、新規参入の動きが活発になる可能性というが、正直なところ、通信速度の向上に利用実態が追い付いていないような気がする。3G、若しくは4Gまでは消費者側で「もう少し早ければ」という利用ニーズがあったようなが、IoTもVRも、まだ具体感が無い。

2. 【政治】森友「適正価格」で応酬 野党「従来答弁と矛盾」/政府「手続き通り実施

正直なところ野党は「モリカケ」問題にいつまで引き摺って、国会予算を無駄に消費するつもりかと、ことここに至ってはやや怒りさえも感じる。或る意味では、そうした状況を踏まえても、先の選挙で与党自民党が圧勝し、「安倍一強」という状況が支持された。その結果に不満足で、難癖をつけることは、民主主義の原則に難癖をつけるのに等しい。一部左翼系新聞やメディアもまだこの流れに加担しているが、国会審議で時間を費やさないとならない問題は他にあり、また国会議員が無賃労働のボランティア活動では無いことを国民は忘れてはならない。非難と反対しか出来ないから、いつまで経っても日本の野党は育たないという本質的なことが彼らには分かっていない。

3. 【金融経済】成長産業への変貌(1) 世界の運用資産 1.6京円

確かに金余りで運用業界に回ってくる資産規模は増加の一途とも言える。しかし、この記事に連なる「国内勢はM&Aに活路」でも明らかなように、規模だけ大きくなっても、報酬料率がパッシブ志向でどんどん下がっている現在、従来の国内大手はM&Aに活路を見出して資産規模を無理やりにでも大きくしないとならない状況にもなっている。資産運用業界は人件費と装置費用の塊だからだ。またETFのようなものが流行れば流行るほど、主力ETFに集中して資金が集まるのは道理。言うなればWinner takes everythingでもある。そしてこの競争に日本は完全に出遅れている。ただいろんな面で、資産運用の仕方については誤解があるのも事実。日本の運用会社の活路は、その誤解を解くことにあるのかも知れない。

4. 【企業1】セブン・アスクル、生鮮宅配でアマゾンを猛追 きょうサービス開始

日本国内に関して言えば、アマゾン一強体制を打開できるのは、セブン・アスクルなのかも知れない。セブン&アイ・ホールディングス(HD)とアスクルは28日から生鮮品の宅配サービス「IYフレッシュ」を始める。共働き世帯などのニーズを見込み、カット野菜や調理キットなど約5000品目を扱う。生鮮宅配はアマゾンジャパン(東京・目黒)も4月から「アマゾンフレッシュ」を展開するなど、競争が激しさを増している。生鮮品について言えば、そのバイヤーのレベルから品揃えまで、ノウハウはセブン&アイの方に一日の長がある。またアマゾンはヤマト運輸の宅配便衰退の影響からまだ脱し切れておらず、新たなサービス拡充にはまだ時間を要する感じでもある。アスクルがそれを補完する形でのセブン・アスクルが打倒アマゾンへの最右翼かも知れない。ただこれは日本国内に限る。

5. 【企業2】EVに「プリウス」の技術 トヨタ、HVの蓄積生かす 出遅れ感の払拭狙う

正直、違和感があったのがこの記事。EVの技術とHVの技術が別個のものだという認識は殆ど無いのだが・・。確かに、それをそのまま利用することは不可能かもしれないが、トヨタのHVに関して言えばPHVも既にあり、トヨタがEVで出遅れているというのは、メディアが作った幻想のように思うが如何に。

6. 【投資情報】富士通、営業益2000億円超 1割強増加

6702は生きていた。6500番台、6700番台の企業の精彩が欠く中、ハードビジネスからは多く手を引く形になれども、6702富士通は頑張っていたという記事。かつてIBMが或る意味では同じ道を辿って行った。日本の旧来の総合電機が消えていく中で、頑張って欲しい話である。

7. 【マーケット総合1】ESG投資 株高導くか 環境や社会貢献、稼ぐ力カギ

この記事の中に、ひとつの答えがある。エコファンド、SRI投資などと続いて登場したESGが良い方向に向かう端緒になるかも知れない兆し。それはESG投資は専用のベンチマークを持っていることだ。従来はテーマを色々と変えても、結局はTOPIXをベンチマークにすることを是とする風潮があったから、今回のようにTOTOが上昇するなんて事態が起らなかった。だから業界人から見れば当たり前の話。少しは知ったかぶりの宗教論争に解決策が見えてくるのかも知れない。

8. 【経済】交際費の損金算入延長 ゴルフ場利用税存続 与党税調、要望聞き取り

世の中の基本発想が性悪説にたってしまったので、その影を薄くした日本の接待。接待が不純なもので、そんなことではなくビジネスを纏めろと言うのなら、安倍首相とトランプ大統領のゴルフは何だったのだろうか?またよく行われている宮中晩餐会は何なのだろうか?電話だけでもなく、メールだけでもなく、やはりFace to Faceのコミュニケーションが大事だというのは人間の付き合いの根幹だと思う。ごく一部の輩が、そこに贈収賄だの、枕営業だの、品の無い話を持ち込み、それをあたかもすべての接待がそうであるかの取り上げ方をするからおかしなことになった。企業が貯め込んでいる内部留保の一部にしかならないだろうが、それが消費に向かう事があっても良いのではないか?内部留保課税など考える前に、使わせることを考えるべきだ。